Phrase

歌詞にまでは至らない言葉、短いフレーズです。


「VOCAL」

  歌に形はないけれど 僕の初めての音は
  青空に映して 君と繋がっているから
  未来は消え失せたりしない

  この街の中
  僕はろうそくのような光でも
  心でそっと 灯し続けるよ
  君にもきっと 届くように
  今日も歌います

「Train」

  花びらを揺らす一粒も あなたの傘を叩くたくさんも

  同じ空の下 雨音のメロディ

  虹色の想い 駆けていく

 

  正しいことは いつもそばに転がっている

  それに気づかない僕がいただけ

  君はいつもそばにいたんだ

 

  降り注ぐ君の愛にも

  傘を差していたんだ

 

  耳を塞いだイヤホンから 大好きなうた

  電車の揺れにまかせて リズムを刻んだ

  目的地まで もう少しだから

  出発のベル 君に近づく音が鳴り始める  

 



  空を舞う鳥に風を見る

  足元に貼り付く影に光を感じる

 

  そんな日が続きますように


「新しい命へ」  

 

  いつか出会うあなたに伝えたい。

 

  風に乗る花びらのように、自由な心があることを。

  嵐に負けない、強い心があることを。

 

  夏の空はすごく高くても、届く想いがあることを。

  朝の光は柔らかく、温かいことを。

 

  あなたを愛する人が、一番近くにいることを。

  遠くにいても、想い合う人がいることを。

 

  どうしようもなくなって、悔し涙を流すことを。

  共に乗り越える、友人がいることを。

 

  あなたの目を曇らせる、辛い事に出会うかもしれない。

  だけど、あなたを守るのは、目に見えない光と愛を信じること。

 

  迷わず見つけられるように、この名をあなたに。

  空のように、花のように、強い言葉を一つ。

  私からの贈り物です。

 

  生まれてきてくれて、ありがとう。


  いつまで夢と待ち合わせしているの?

  言い聞かせる もう少しだよ

  さようならと 子供たちは走っていく

  僕はここから帰れない

 

  渋谷のモヤイも歩いちゃ来ない

  きっと幸せも歩いちゃ来ない

  だから

 

  このまま ここから 弾き出してよ

  ヨーイドンの合図で 君の歌声で

  

  撃ち砕かれてく 高い壁から

  漏れる光 瞳に映して


  今日もドアを開けば 僕の道

  青い空は 僕の未来

  答えは光の中 ぼんやり 浮かぶのでしょう

 

  誰かの優しさ振り払って 遠ざけた

  その手でつかみたいものがあるんでしょう?

 

  まっすぐな心を望むほど

  悲しさ満たされて こんなに涙するのだろう

 

  明日もドアを開けば 僕の道

  青い空は 僕の望み

  問いかけて風の中 さらり 流れるのでしょう?

 

  そうして歌うは 僕の悲しみ喜び

  この風に乗って 響き渡るのでしょう

  君の街にも 吹き渡るのでしょう